新NISAの投資枠上限(積立・成長)をわかりやすく解説

新NISAの2つの投資枠と上限

2024年から恒久化された新NISAには「積立投資枠」と「成長投資枠」の2種類があります。

投資枠年間上限対象商品特徴
積立投資枠120万円金融庁基準を満たす投資信託・ETF長期・積立・分散投資向け
成長投資枠240万円上場株式・投資信託等(高レバレッジ・毎月分配型は除く)積極的な資産形成向け
  • 年間合計上限:両枠を合計して最大360万円まで非課税で投資可能
  • 生涯非課税投資枠:1,800万円(簿価ベース)。うち成長投資枠は1,200万円が上限
  • 非課税保有期間:無期限
  • 売却時の枠復活:売却した分の非課税枠は翌年に復活する(簿価ベース)

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積立投資枠の詳細

基本ルール

  • 年間上限:120万円
  • 対象:金融庁の基準を満たす投資信託・ETF(低コスト長期積立向け商品が中心)
  • 積立方式(定期定額)が基本

積立投資枠120万円をフル活用した場合の非課税メリット(概算)

年間120万円を30年間、年率3%で運用した場合(概算):

年収年間積立額30年後の評価額(概算)非課税による税負担軽減(約20.315%課税回避)
400万円120万円約5,400万円約1,095万円
600万円120万円約5,400万円約1,095万円
800万円120万円約5,400万円約1,095万円

※実際の運用成果は市場環境により異なります。


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成長投資枠の詳細

基本ルール

  • 年間上限:240万円
  • 対象:上場株式・投資信託など幅広い商品(高レバレッジ型・毎月分配型は除外)
  • 買い付け方法:スポット購入・積立どちらも可能

成長投資枠240万円を活用した場合の非課税メリット(概算)

年間配当・売却益が10%(=24万円)発生したと仮定した場合の節税額:

年収所得税率年間非課税メリット(概算)30年累計(単純計算)
400万円10%約48,700円約1,460万円
600万円20%約58,300円約1,750万円
800万円23%約60,200円約1,806万円

※通常課税(約20.315%)が免除されることを想定した概算値。実際のリターンは変動します。

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2つの枠の注意点

ポイント積立投資枠成長投資枠
年間上限の管理120万円を超えると非課税対象外240万円を超えると非課税対象外
未使用枠の翌年繰越不可不可
商品の制限金融庁基準必須高レバレッジ・毎月分配型は除外
枠の復活売却した翌年に枠が復活(簿価ベース)同左

NISA口座開設・金融機関選びのポイント

比較ポイント内容
取扱商品数投資信託・株式の種類が多いほど選択肢が広がる
手数料売買手数料・口座管理手数料の有無
サポート体制初心者向けサポートや情報提供
操作性スマホアプリ・Webサイトの使いやすさ

主要ネット証券では口座管理手数料が無料のところが多く、取引手数料も無料化が進んでいます。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。


よくある質問

Q1. 積立投資枠と成長投資枠は同時に使えますか?

はい、両枠は併用可能です。合計年間360万円まで非課税で投資できます。積立投資枠で長期積立、成長投資枠で個別株や高リスク商品を組み合わせる活用も可能です。

Q2. 成長投資枠の未使用分は翌年に繰り越せますか?

いいえ。年間240万円の未使用分は翌年に繰り越せません。年度ごとに管理が必要です。

Q3. 非課税期間はいつまでですか?

新NISAの非課税保有期間は無期限です。売却後は非課税枠が翌年に復活するため、長期の資産形成に適しています。


まとめ

新NISAの積立投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)を合わせると年間360万円・生涯1,800万円まで非課税で投資できます。積立投資枠は低コスト投資信託による長期積立、成長投資枠は株式や幅広い投資信託への積極投資に活用できます。未使用枠の翌年繰越はできないため、年間の投資計画を立てて効率的に活用することが重要です。


※本記事の情報は2026年4月時点のものです。最新の制度・税制は各公式サイトでご確認ください。 ※個別の投資判断については、ファイナンシャルプランナー等の専門家にご相談ください。